こんにちは、アイ建設の工事二課です。
大工さん、探す？？
建設会社で働いていると「大工さん、どうやって探したらいい？」という質問をたまにされることがあります。
「大工さん、探す …？？」と思っていたのですが、その昔、リフォーム会社といった業態が一般的でなかった時代、リフォームや修繕、増築など家の工事を頼みたい時、大工さんに頼んでいた時代もあったようです。
もちろん今でも、家を建ててくれた大工さんに依頼をしたり、大工さん個人に直々にお願いする場合もあるかなと思います。
ただ昔ほど、大工さん直々にお願いする場合は少ないのでは、と思います。
はじめに：リフォーム工事に必要な仕事
ここで、リフォーム工事に必要な仕事をおおまかにご紹介します。
- 打ち合わせ
- 職人さんの手配／施工管理
- 工事
大きく分けるとこの3つです。
最近は大工さんに依頼しない？！
今回は、最近、大工さん直々にお願いする場合が少なくなった代わりに、どこに頼むの？というのを考えてみたいと思います。
以下は一般的な場合です。
（みんながみんなこのモデルにあてはまるわけではありません。）
「株式会社〇〇工務店」という名の大工さん
業態
「株式会社〇〇工務店」と名のついているところには、ハウスメーカーさんや大きい会社さんも多くありますが、大工さんの会社もたくさんあります。
数人の大工さんを抱えていらっしゃる会社では、株式会社化することが多いような気がします。
大工さん個人なら、株式会社にはせず「〇〇工務店」としているところが多いようです。
仕入れ
こちらの仕入れ形態はいろいろで、きちんとした仕入れ先をお持ちの方から、小売店で購入される方、全一括仕入れ先にお願いする方など仕事量に応じて様々です。
仕事の仕方
上記の「リフォームの主なお仕事3つ」を職人さんがすべて行う場合が多いです。
営業さんがいる「リフォーム専門店」みたいになっている場合もあります。
大工工事などは社内の大工さんが行い、他の電気工事、水道工事、クロス工事などは知り合いの業者さんなどに依頼している場合が多いです。
受注方法
この形態の場合、自分の会社で直接個人のお客様から仕事は受けない方も多くいらっしゃいます。
それならどうやって仕事をしているの？というと、リフォーム会社や建設会社、不動産会社などがお客様から仕事を請け、会社が「（株式会社）〇〇工務店」に大工工事のみを依頼される、という形を取ることが多いようです。
株式会社なし「〇〇工務店」
業態
株式会社なし「〇〇工務店」という名前の方が一番、昔ながらの大工さんのイメージです。
仕事の仕方
ただ現在、こうした大工さんは、個人宅のリフォームなどはお請けにならないことが多いようです
「リフォームの主なお仕事3つ」を一人でこなすのはなかなか大変なことです。
それなのに、設備関連の仕入れ金額は割高になってしまいますし、電気屋さん、水道屋さん、クロス屋さん等他業種さんに依頼、日程調整などもする必要があり、正直手間がかかるのにあまり儲からない、というのが理由のようです。
受注方法
こうした大工さんの場合は、リフォーム会社や建設会社、不動産会社などから大工工事のみを依頼されて工事をする、という形を取っていることが多いです。
打ち合わせ、職人さんの手配／施工管理はこのリフォーム会社や建設会社さん、不動産会社の建設部門などが行います。
リフォーム専門会社
業態
リフォーム専門会社、とても多いですね。
さきほどの「株式会社〇〇工務店」がリフォーム店を兼ねていることも多いです。
チェーン店も多いですし、メーカーのリフォーム店に加盟して名前をのせて営業しているところもありますが、通常はその両方、というのが多いでしょうか。
「メーカーのリフォーム店」というのが、「LIXILリフォームショップ」とか「TOTOリモデルクラブ店」とか、工事二課の運営会社のアイ建設も加盟している「タカラスタンダードパートナーショップ」とかそういったものです。
アイ建設はリフォーム専門会社ではないので、看板を出したりしていませんが、店頭に大きく加盟店であることを示す看板を出した上で営業しているところもよくありますね。
最近は、建材資材を販売しているホームセンターさんなども多く参入されています。
仕事の仕方
打ち合わせは営業さんが担当する場合がほとんどです。
まれに職人さんがされているところもあるようです。
ここのリフォーム会社で、職人さんの手配／施工管理を行います。
（社内に電気屋さんや水道屋さん、大工さんなどがいらっしゃる場合もあります。）
受注方法
基本的にお客様（主に個人）からご依頼いただき、請けている場合がほとんどです。
そのため、ショップをつくったりショールームを併設したりして、一般のお客様が相談に訪れやすい雰囲気を出していることも多いです。
ハウスメーカー系／建設会社系／不動産屋系
業態
日頃、住宅を建設、販売をしている会社さんでリフォーム等をやっているパターンです。
こうした業態の場合、専業の新築住宅の施工や販売で主な利益を得ていることが多く、あまり大々的にリフォームのアピールをしていない場合が多いです。（運営会社のアイ建設もそうです。）
リフォーム専門の子会社を立ち上げている場合もありますね。
その場合は「リフォーム専門会社」の業態と考えられます。
仕事の仕方
基本的に、打ち合わせ等は営業さん等担当者が担当します。
新築の注文住宅の時のようにじっくり時間をかけることができる場合もあります。
通常は、内装にこだわったリフォームでも嫌な顔をされることはないです。
また、社内にデザイン担当者さんや職人さんがいらっしゃることもあります。
受注方法
お客様がリフォーム等をご依頼されたい場合、自宅の建設を依頼した会社、または購入した不動産屋さんなど、新築時に関わりのあった会社に依頼するということも多いようです。
リフォームの宣伝を大々的にするというよりは、こうした過去のお客様からのつながりでお仕事をいただくことが多いようです。
とはいえ、最近はどこの建設会社さんも力を入れているようです。
「工事二課」はどの業態？
業態
工事二課は「株式会社〇〇工務店」と「建設会社系」を足したような形態です。
仕入れ
キッチンやユニットバス、洗面台などの設備全般や木材などの建材を、安く安定して仕入れるにはそれなりの数を日頃から注文している必要があります。
そこで、建材の仕入れは運営会社の建設会社で行い、安く仕入れられるよう努めています。
仕事の仕方
打ち合わせ担当が打ち合わせ、職人さんの手配／施工管理を行います。
工事は外部の職人さんにお願いします。
こだわったリフォームも水回りの簡単なリフォームのみも対応できますが、運営会社が建設会社なので、「安ければなんでもいい」というよりは、「安くてもオシャレ」を目標にしています。
受注方法
建設会社さんや設計事務所さん、不動産屋さんからお仕事をいただく場合が主です。
運営会社のほうに個人の方からご依頼をいただく場合もあります。
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結局、どの業態に頼めばいい？
こればかりはなんとも申し上げられないのですが、自分ならということ書いてみます。
候補の会社のブログなどを読んでみて、「なんとなくしっくりくる」かどうかは大事にしたほうがいいような気がします。
打ち合わせや実際の工事等で何度も顔を合わせることになるので、気が合いそうだったり、話しやすい担当者さんのところが良いような気がするからです。
あと個人的にやめた方がいいと思う会社さんは、最後のブログの更新が1年前、など最新の情報がなかったり、ホームページが長いこと更新されていない会社です。
ネットの口コミなどは正直、信用できるのかどうかわかりませんが、業者さんからお金が支払われていない、といった口コミがたくさんあるところはやめておいたほうがいいような気がします。
埼玉県・近郊の大工工事、リフォーム工事なら工事二課
女性が運営する大工工事会社◆ベテラン大工中心◆労災保険加入◆インボイス対応
女性の現場監督＊女性コーディネーター＊60代整理収納アドバイザーなども在籍
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